長らく更新出来ていなかった東京放浪備忘録ですが、今回は僕がどのようにして東京で生活していたか書こうと思います。
上京して野宿を重ねるごとに東京の夜は寒いということに気づきました。友達の家にお世話になるばっかというわけにもいかず、お金も無いため漫喫等の外泊も最小限にしたいということで生活リズムを逆にすることで、この問題を解消しました。
昼間のあったかい時間帯に公園で睡眠をとり、夜の寒い時間帯にアミューズメント施設でポーカーを興じておりました。結局ポーカー代が嵩んでしまい、本末転倒となってしまったのですが(笑)
金銭的問題は解決しませんでしたが、寒くて寝れない問題は解決しました。
しかしこの毎日ポーカー生活が実はかなり今後を左右することになります。それはまた次回書こうと思います。
2020年3月の東京はコロナへの危機感が高まりつつあり、ロックダウンの噂も出始めてました。これには家がなくその日暮らしをする僕にとってはメリット、デメリットがありました。昼間の公園で人目と荷物を気にしながら、寝る身としては公園に人がいないのは大変ありがたかったです。
ただ悪い点も多々あり、図書館等が閉鎖されていた関係で雨の日は何時間も公衆トイレの中で過ごさざるを得ないこともありました。
携帯の充電を気にしながら、寒さと退屈に耐えるのはかなりきつかったです。
また日々の生活費は日雇いの派遣バイトで確保していたのですが、コロナの影響で需要に供給が追いついておらず、朝から抽選の電話して入れたらラッキーという状況でした。なのでポーカー代も相まって貯金も次第に減っていきました。
ポーカー代を節約することは出来なかったので、食費を減らさなければならなくなりました。新宿駅近くの唐揚げ食べ放題ランチや朝5時からの快活クラブの朝食食べ放題でお腹いっぱい食べて、しばらく凌ぐという生活をしてました。
今振り返ると大変なことも多かったですが、自分で決めたことだったので嫌になることはありませんでした。いつかビックになったときのいい思い出になると楽しんでいた覚えがあります。あの時間を生かすも殺すもこれからの自分次第だと思うので、これからも目標に向かって頑張っていこうと思います。
次回は東京放浪備忘録“ポーカー遊戯編”となります。